Yさんは、そんなTさんを見て『仕事なら電話に出るのだな・・』と複雑な気持ちになりました。
こうしてあっという間に22時となり、帰宅したYさん。Yさんはこのとき、26歳になっていました。学生時代ならともかく、一向に遅刻癖が直らないTさんに対し、疑問をいだくようになりました。
Yさんの家は、両親のしつけが厳しく『遅刻はしてはいけない』『時間は守りなさい』と常日頃から言われていました。子供時代は『遅刻はだめ』『時間は守る』ものだという意識しかなかったのですが、社会人になり上司から『10分以上前に行くな、5分前には到着しろ』と言われていたので、Yさんはこの教えを守っていました。
学生時代は、時間の流れが非常にゆったりしていたのですが、社会人になり時間が限られるようになってからは、特に『時間』に関する重要性を感じるようになっていました。
仕事で遅刻などは当然許されませんし、それ以上に『相手も忙しい中、時間を割いて物事をやってくれている』ということに気が付きました。
Yさんは時間を守るということは『相手への思いやり』でもあると考えるようになっていたのです。
『社会人の多くの人は、とても忙しい。そんな中、時間を作ってくれるのだから遅刻しないのは、最低限の礼儀である。』Yさんは、感じました。
度重なる遅刻、そして遅刻の際の連絡もないTさんに関し、もやもやした気持ちが積み重なっていったYさん。
26歳になった今も、友人とはいえ、当たり前のように遅刻し、連絡がないTさんに関し、今後は、きちんと言うようにしようと決意しました。
音信不通の体験談
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